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「コバ」を仕上げる

STUDIUMブログ

「コバ」を仕上げる

革製品の魅力の一つでもある「コバ」の仕上げ。

「コバ」は、革をカットした裁断面のことを指し、

裁断面は切り目仕立ての革製品にとって非常に重要な役割を担っています。

へりおとし

へりおとし

裁断後の革は角がたった状態ですので、角を落としていきます。細かい所ですが、これにより見た目の良さと
手にした時の触り心地の良さがでます

削り

削り

革の裁断面には、多少の凹凸や革と革の貼り合わせ部分の段差があるので、
まず最初にこの部分を丁寧にヤスリを使って表面が滑らかになるまで整えます。
断面を丸くしていくように磨いていきます。

磨き

磨き

次に、革専用の仕上げ剤を塗り込み、その後一般的にはスリッカーとよばれる
コバ磨きの道具を使って磨いていきますが、STUDIUMでは、『へちま』を使います!
木製のスリッカーよりは革の繊維に優しく、光沢に差が出ます。

仕上がり

仕上がり

コバが綺麗だと製品全体の表情が引き締まって、光沢も加わり、美しく見えます。